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不具合情報

対象製品 内容 日付
MCX501
MCX512
MCX514
「◆リセット時の割り込み信号について」

WR1レジスタに下記の割り込み要因が設定された状態でリセット(RESETN入力信号、ソフトリセット)を行うと、その割り込み要因が発生していないにも関わらず割り込み出力信号INT0Nが一瞬Lowレベルに落ちる現象が発生します。

<対象の割り込み要因設定>
各軸WR1レジスタ:
D6ビット(C-END),D7ビット(D-END),D8ビット(H-END),D11ビット(SPLTE)

対処方法:
本現象による割り込み出力信号INT0NのLow出力を受けて上位CPUなどがRR1レジスタ(割り込み発生要因表示)を読み出した際には、各軸RR1レジスタの全ビットは0になっています。
正常な割り込み発生時は必ず発生した割り込み要因のビットが1になりますので、読み出した値が0場合は、本現象によるものと判断が可能です。
22/12/14
 UP!
MCX501
MCX512
MCX514
絶対位置ドライブは、指定した移動先の絶対位置と現在位置(論理位置カウンタの値)の差から、ドライブ方向と出力パルス数をIC内部で算出しドライブを行いますが、この出力パルス数が2,147,483,646パルスを超える場合、正常に動作しない可能性があります。

対処方法:
絶対位置ドライブでは、移動先の絶対位置と現在位置の差によって定まる出力パルス数が、2,147,483,646パルスを超えない範囲になるように移動先の絶対位置を指定してください。
絶対位置ドライブで出力パルス数がこの範囲を超える移動を行いたい場合、絶対位置ドライブを2回に分けて実行するなど、出力パルス数がこの範囲内になるように対応してください。
22/12/14
 UP!
MCX501
MCX512
MCX514
台形加減速の定量パルスドライブにおいて、三角波形防止機能が有効のとき、総出力パルス数の半分を出力し終えたドライブの後半においては、ドライブ速度の現在の設定値より高い値に速度変更することができません。

対処方法:
定量パルスドライブでドライブの途中に速度変更を行う場合には、三角波形防止機能を無効に設定してください。
15/02/19
22/12/14
 UP!
MCX312 連続補間の次セグメントの補間命令書き込みが、 現在セグメントの最終パルス出力中に行われると、連続してパルスを出力し続ける現象が発生します。

対処方法:
・各補間セグメントの出力パルス数およびドライブ速度は、CPUの補間データ、補 間命令書き込み時間が、その補間セグメントのドライブ時間で十分取れるように 設定してください。
・各補間セグメントの出力パルス数は、必ず2パルス以上に設定してください。
11/07/26
MCX302
MCX312
MCX304
MC8082P
MC8082Pe
MC8042P
MC8022P
S字加減速の定量パルスドライブにおいて、連続してパルスを出し続ける現象が起きる場合があります。
不具合の詳細・回避方法はこちらをご覧ください。
06/10/26
MCX302
MCX312
MCX304
MC8082P
MC8082Pe
MC8042P
MC8022P
位置カウンタとコンペアレジスタ(COMP+,-)の位置比較範囲はマニュアルでは-2,147,483,648~+2,147,483,647(符号付32ビット)になっておりますが、ICの不具合により実際には-1,073,741,824~+1,073,741,823(符号付31ビット)の範囲となります。

対処方法 :-1,073,741,824~+1,073,741,823を超えた値の比較は避けてください。
06/05/23
KR340A パラレルI/F信号を用いたスキャンドライブにおいて、U軸を+方向へドライブした際、停止が出来ません。

対処方法 :当社にてKR340Aファームウェアを最新版(Ver01.00.00-Rel09.13.00)に書き換えさせていただきます。
06/04/20
MCX302
MCX312
MCX304
MC8082P
MC8082Pe
MC8042P
MC8022P
S字加減速の定量ドライブおよび連続ドライブにおいて、加速されずに初速度のままドライブが行われる。
不具合の詳細・回避方法はこちらをご覧ください。
05/09/21
 


MR210AU
MR220A
インデックスドライブ時、End-P= 0 のステップ実行後に HOM 動作を行う場合、End-P=1 に設定されてもエンドパルスが出力されない。
対策例として、事前に該当軸の INC 0 End-P=1 のステップを作成しておき、HOM 動作の前に実行する 等でご使用できます。
05/04/26
MR210AU
MR220A
モードの「Using Limit Signal」を Enable にすると、Hardware Limit Error、 Software Limit Error 時に ERD コマンドを発行してもリターン情報が Limit Error=0 として返ってくる。
対策として、その場合 INR コマンドの ERR ビットも参照して ERR ビットが1であれば、本体がエラー状態であることを確認できます。
05/04/26
MR210AU
MR220A
インデックスドライブモード時においてエラーが発生しても、本体の X,Y 表示が点滅して エラー状態を表示すべきところ、点滅しない。
対策としてパラレル XEEROR, YERROR 信号の点滅で確認する等の代用をして下さい。
05/04/26